いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

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災害が続く日本の将来の「食」が不安。令和2年7月豪雨。国土強靭化はどこに行った。

 

毎年、日本のどこかで、大規模な大雨の被害が起きている。

水による災害が非常に多い。台風、大雨だけではなく、地震による津波によることもある。

大きな災害と言うと、忘れることができないのが、東日本大震災だ。揺れによる被害も大きかったが、水による被害が大きかった。

ネズミ色の津波が家や田畑を飲みこんで行く様子は、言語に絶するものだった。

そして、同じ年、2011年(平成23年)9月熊野川氾濫が氾濫した。紀伊半島南で、台風12号が長く停滞し、周辺地域に大雨を降らせた。最近よく行く新宮市も洪水に見舞われた。

↓下の写真は瀞峡への観光船の乗り場の建物。熊野川中流あたりにある。建物の前のモニュメントの上の波のようになっているところまで熊野川の水位が上がったそうだ。

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それ以降も、見たことも聞いたこともないような災害が起きた。

 

水にかかわる災害が多い。大雨は当然、台風も、そして地震も場合によっては津波を引き起こされる。

水は生きとし生けるものにとっては、欠かすことができない。反面、多くの生命や生きる場を奪う。

 

7月3日ころから九州地方に大雨が続いた。50年に一度の大雨と言っていた。似たような言葉をよく聞く、こんなに頻繁だとインパクトがない。球磨川が氾濫した。筑後川が氾濫した。九州全体におよぶ水害となった。九州はほぼ毎年大きな水害に見舞われている。毎年何の対策もなく、多くの人の命と個人財産や国の財産が、流されていく。

気象庁は、「令和2年7月豪雨」と名付けた。コロナウィルスの緊急事態宣言が解除された矢先に、追い打ちをかけるように水害だ。

コロナウィルスが収束していない中、コロナウィルスにも気を祓いながらの復旧復興をしていかないといけない。ボランティアの人も十分に集まらず(熊本県では県内のボランティアしか受付しないyいうだ)。今までの水害以上に復旧復興が困難なものになるかもしれない。

 

災害は主に水害の場合、梅雨から夏にかけて起きている。田植えが終わって、イネもどんどん育っているころ。

那智勝浦あたり今年6月撮影

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その頃に起きる水害は、水害は農産物に大きな影響与える。水害のニュース映像を見ると、田植えが終わりすくすく育っているイネが一面に広がる田や畑の緑で一面覆われているはず風景が鉛色の水に覆われ、曇った空を映していた。川との境も分からない。

 

 

毎年この規模の水害が起きると、農家の人も大変だ。農家は高齢化が進み、今年はさらには、コロナウィルスの影響で海外からの労働力も来ない状況。今年の水害を機に、水害にあった地域では、離農する人が増えるかもしれない。

 

日本の食は、多くは海外に依存するところがある。ウィズコロナと言われる時代、新型コロナウィルスの影響が長引けば、海外からの物流にも影響がでるようになり、海外からの食物の輸入に支障がでるかもしれない。4月現在では農水省の発表では、大きな影響が出ていないとのこと。しかし、6月には「我が国における穀物等の輸入の現状」と言う文書で、新型コロナウィルなどの影響により食料の安定供給のリスクが顕在化しつつあるとあった。新型コロナウィルス感染拡大は世界的なもの、輸出国の新型コロナウィルス感染状況によっては、生産量が減り輸出量が減り、日本が輸入できる量が減る可能性もある。おまけに価格も上昇するだろう。

新型コロナウィルスの影響だけではなく、地球的規模で不安定な気候によっても生産国の産出量が減る可能性がある。
これからは、食物に関しては、自国で賄えるように、さらに力を入れる必要があるときであると思う。
国内の農業力が衰えると、将来的に大きな問題になる。
日本の農業を支えるための対策は勿論のこと、農地法などの抜本的な法整備が急がれる。

 

2011年東日本大震災以降、各年にどのような水害があったか、検索してみた。ほぼ毎年のように、大きな水害があった。大きな地震もあった。

 2012年(平成24年

平成24年7月九州北部豪雨

 7月11日から14日にかけて、対馬海峡から朝鮮半島付近に停滞する梅雨前線の南側に位置する九州北部に、東シナ海から暖かく湿った空気が流れ込み、発達した雨雲が次々と連なる線状降水帯が発生した。このうち12日未明から朝にかけては、熊本県の熊本地方と阿蘇地方、大分県西部で猛烈な雨が続き、熊本県阿蘇市阿蘇乙姫で12日1時から7時までの6時間に459.5ミリの雨量を観測する記録的豪雨となった。13日には佐賀県と福岡県を中心に、14日には福岡県と大分県を中心に大雨となった。(ウィキペディア平成24年7月九州北部豪雨」より)

 

2013年(平成25年)

9月、大型台風となった台風18号による災害。全国的に浸水などの被害を起こした。ウィキペディアの記事を見てみると、浸水被害については京都について書かれている文章が多かった。桂川が増水し、桂川の嵐山あたりで浸水被害が起きているニュース映像を見た。

2014年(平成26年

平成26年8月豪雨

平成26年8月豪雨(へいせいにじゅうろくねんはちがつごうう)とは、2014年(平成26年)7月30日から8月26日にかけて[1]、台風12号、11号および前線と暖湿流により日本の広範囲で発生した豪雨について、気象庁が定めた名称[5]。 この豪雨は、京都府福知山市に大規模な洪水被害をもたらし、兵庫県丹波市広島県広島市に大規模な土砂災害をもたらした。(ウィキペディア平成26年8月豪雨」より)

2015年(平成27年

平成27年9月関東・東北豪雨

平成27年9月関東・東北豪雨(へいせい27ねん9がつかんとう・とうほくごうう)は、2015年(平成27年)9月9日から11日にかけて関東地方及び東北地方で発生した豪雨災害。(ウィキペディア平成27年9月関東・東北豪雨」より

2016年(平成28年

平成28年8月北海道豪雨

平成28年8月北海道豪雨(へいせい28ねん8がつほっかいどうごうう)は、2016年(平成28年)8月7日から8月30日にかけて、合わせて4つの台風が北海道に上陸、ないし、接近し、前線が刺激されて引き起こされた集中豪雨(ウィキペディア平成28年8月北海道豪雨」より

この年4月14日、熊本地震(M7.3)が起きた。震度7もあった。大阪でも揺れがあった。

10月21日には鳥取県中部地震(M6.6)もあった。

2017年(平成29年)

平成29年7月九州北部豪雨

平成29年7月九州北部豪雨(へいせい29ねん7がつきゅうしゅうほくぶごうう)は、2017年(平成29年)7月5日から6日にかけて福岡県と大分県を中心とする九州北部で発生した集中豪雨[6]。 被害の規模は気象庁が豪雨について命名する基準(損壊家屋、浸水家屋の数)を下回ってはいたものの[7]、人的被害が大きいことから[8]、同年7月19日付で命名された[6]。(ウィキペディア平成29年7月九州北部豪雨」より

2018年(平成30年)

平成30年7月豪雨

平成30年7月豪雨(へいせい30ねん7がつごうう)とは、2018年(平成30年)6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に北海道や中部地方を含む全国的に広い範囲で記録された、台風7号および梅雨前線等の影響による集中豪雨[2]。(ウィキペディア平成30年7月豪雨」より)

6月には、大阪北部地震があった。大阪では珍しい大きな地震だった。

9月には北海道では胆振地震が起きた。テレビでもや映像では、いくつもの山が崩れ、樹木がずれて土があらわになっている山がいくつも映っていた。

2019年(令和元年)

平成29年7月九州北部豪雨 

 平成29年7月九州北部豪雨(へいせい29ねん7がつきゅうしゅうほくぶごうう)は、2017年(平成29年)7月5日から6日にかけて福岡県と大分県を中心とする九州北部で発生した集中豪雨[6]。 被害の規模は気象庁が豪雨について命名する基準(損壊家屋、浸水家屋の数)を下回ってはいたものの[7]、人的被害が大きいことから[8]、同年7月19日付で命名された。

ウィキペディア平成29年7月九州北部豪雨」より)

令和元年東日本台風

令和元年台風第19号、アジア名:ハギビス/Hagibis、命名:フィリピン、意味:すばやい)は、2019年(令和元年)10月6日3時にマリアナ諸島の東海上で発生し、12日に日本に上陸した台風である[1]。

関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらした。 阿武隈川千曲川の堤防が決壊するなど、河川の氾濫、決壊が相次いだ。国土交通省によると、浸水面積は西日本豪雨平成30年7月豪雨)の約1万8,500ヘクタールを上回った[68]。

 (ウィキペディア「令和元年東日本台風」より

 そして、8月には九州北部豪雨があった。
台風15号が勢力を保ったまま千葉県千葉市付近に上陸して、千葉県内に甚大な被害を起こした。風害だ。鉄塔が倒壊したりした。「令和元年房総半島台風」。

2020年(令和2年)

そして今年。今もなお進行中。気象庁は「令和2年7月豪雨」と名付けた。

大きな災害には気象庁は名前をつける。
気象庁は名前をつける基準を作っているようだ。

自然災害の時、

ア 名称を定める基準  顕著な被害(損壊家屋等1,000棟程度以上または浸水家屋10,000棟程度以上の家屋被害、相当の人的被害、特異な気象現象による被害など)が発生した場合
イ 名称の付け方  原則として、「元号年+月+顕著な被害が起きた地域名+現象名」とします。  
ここで「現象名」とは、豪雨、豪雪、暴風、高潮等をいいます。  なお、地域名については、被害の広がり等に応じてその都度判断します。また、豪雪については、被害が長期間にわたることが多いため、冬期間全体を通した名称とします。
気象庁「顕著な災害を起こした自然現象の名称について」より)

 

毎年のように災害が起きた。水害だけでも、気象庁が名前をつけるほどの水害がほぼ毎年のように起きている。その度に建物や道路そして農地が大きな被害を受ける。そして今も。国や地方自治体は道路やインフラの復旧、企業も施設の復旧、個人も家などの復旧の負担が大きくのし掛かる。復旧が終わらないうちに次の災害が来たりもしている。47都道府県が被災地になりそうな勢いだ。

インフラの復興は、地元には復興需要を喚起することはあるが、財政負担を増やすばかりだ。農業の復旧にはインフラ復旧のような政策はされていないように思う。

コロナ禍の上に大水害、災害は国力を衰えさせる。

 

災害あると魔法の言葉が出てくる。

「国土強靭化」

この言葉を免罪符のように使っている。
この言葉が言われ始めてから、何年経つのだろうか。
強靭化するどころか弱体化している。

国力がどんどん衰えていく。

 

今年の夏はまだこれからが本番。台風シーズン、大雨もまだくる可能性がある。

そして、来年もどうなるのかわからない。

「国土強靭化」するなら、迅速にすすめてほしいものだ。

 

「令和2年7月豪雨」から早い復興を祈るとともに、亡くられた方のご冥福を祈ります。